Perfume FES!!2015 三人祭 @日本武道館(2015/09/22) ‐ 圧倒的にPuppyなスタイル ‐


「あきらめるには早すぎる 始まったばかり♪」

そして“圧倒的なスタイル”のいつもの間奏。
でも今日はいつもとちがう緊張が走る間奏。

ぽんちゃがPerfumeを呼び込んでかしゆか、かえぽ、あ~ちゃん、ナオちゃん、のっち、ぽんちゃが肩を組んで6人のラインダンス。
この瞬間、ステージ上にブワッて光の粒が集まってきたように見えて。
なんか6人がキラキラ輝いていました。
Perfumeの3人はホント楽しそうな笑顔だし、Negiccoの3人は嬉しいのと緊張しているのとが入り混じったような、そしてPerfumeと肩を組んでいるのが少しだけ誇らしいような笑顔でねー。
もうそれを見てる私は体中100%が「幸せ」という感覚に満たされました。


もちろん、ネギヲタとしては久しぶりに超アウェイな現場だったわけで、ラインダンス始まるときには隣の人が肩組んでくれるのか?などということを0.2秒くらい考えたりもしたわけです。
実際のところ、「三人祭」開催が発表されてから約3ヶ月間、PerfumeNegiccoのコラボでどんな光景が見られるのだろうと想像して妄想して、そして想像した光景の中では「6人のラインダンス」というのはもっとも安直で、かつ誰もが思いつくようなシンプルなものだったはずなのに。

それなのにいざ目の前で「それ」が繰り広げられたら、想像して妄想してイメージトレーニングしていた「多幸感」を軽く超越されてしまいました。
たぶん自分のPerfumeに対する信頼感によるところも大きいと思います。

その光景に「はぁ~///」と見惚れているうちにラインダンスが終わって、「3人ともこの状況で歌えるかな?」と思って見ていたら、、、

「あ~ちゃんがずっとナオちゃんの手をつないでる!!!」

自然に声が漏れました(本日1回目)。
その声が聞こえたのか聞こえなかったのか、隣にいた同行者が私に向かってニヤニヤしながら「泣いていいよ笑」って。

こんな1万人の前で泣けるかよ!(泣笑)

というわけで、長かった「NegiccoPerfumeの物語」は感動のフィナーレ。
って、まだ三人祭の1曲目ですけどね笑。

でもホントに2曲目からが新たな「Negiccoと武道館の物語」の始まりなのかもしれません。
“トリプル!WONDERLAND”のあの公演会場の名称を叫ぶいつもの箇所でかえぽは「ぶどーかーん!」とは叫びませんでした。今日はPerfumeが主役だということもあると思いますが、それ以上に「ぶどーかーん!」と叫ぶべき日は今日じゃないからでしょう。
”ねぇバーディア”で遂にリアルに「覚えてる?あの9月の日の出来事」と歌えました。今日この日をもって、今日という「9月の武道館」は、「過去」の、そして目標とした本来の形ではなかった「あの9月の日の武道館」になったのだろうと思います。
だからかなと思うのですけど、緊張して声が上ずったりはしていたけど、この日のバーディアのハモリは実に美しかったです。

正直なところ、3曲だけ、20分弱のライブではすごくもの足りません。
終わった瞬間からもうNegiccoを渇望しました。
でもいつも以上にさまざまな感情があふれてきた20分弱でもあったように思います。
この20分弱がいつの日かの武道館の120分に繋がればいいなと。

そしてFESなのでPerfumeを含めて他の出演者のライブも続きます。

空想委員会のクイズの答えに全力でつっこみ、
WEAVERが連弾でPerfumeと寄り添い立つのに嫉妬し、
凜として時雨の圧巻の音の暴風に思考が停止し、
フジファブリックモテキナイト復活に歓喜し、
そしてPerfumeのFAKE ITに飛び跳ね、

で、出演者総出演での大団円の“Puppy Love”です。(↑飛ばしすぎスミマセン笑)

ほぼ出演順に歌唱したのでNegiccoは最初のパートを3人で担当。
Perfumeと横に並んでセンターやや上手側で歌唱。
その間に他の出演者の方々は、ステージ上の3つのお立ち台の上やその周辺に分かれて、各自体を揺らしたり手拍子をしたり。

あ、ちなみにキルユーことピエール中野氏はステージ上手でひとり激しくエアドラムをされていました爆。

歌唱パートが終わって、この錚々たる面子の中でNegiccoの3人はどこに移動するのかな?と思ってたら、、、

案の定、落ち着かない感じでモジモジとステージ上手側に移動。笑

あいかわらずNegiccoらしいなと微笑ましく思い眺めていたところ、何故かかえぽが2人から離脱してふらふらとPerfume背後のセンターに移動!

2階最前列の席だったので奥行きも含めてステージ全体がよく見えていたこともあり、志村にお化けの存在を教える子供の叫びがごとくに、

「かえぽセンター!笑」

と自然に声が漏れました。(本日2回目)

そしてかえぽはそこで少しのあいだ徘徊!笑
真ん中のお立ち台に陣取るメンバーと絡むのかと思ったら、お立ち台が男共でギュウギュウだったからか、その後ふらふらと下手側のPerfume横に一人で移動。
もうこの一連のかえぽの動きが愛おしいやら愛くるしいやら心ときめくやら。
かえぽまじかえぽ///
(その後、自然な流れでステージ下手側に3人揃いましたのでご安心ください)

そんなこんなでだいぶステージ上の人事交流が進んだところで、今度はぽんちゃに目を向けると、“Puppy Love”恒例の「上下上上 下上下下」の振り付けを観客に促すように振る舞ってて。
もうその動きは完全に4人目のPerfume
ぽんちゃがPerfume大好きなのが伝わってくる光景でした。
ぽんちゃまじぽんちゃ。

そしてナオちゃんは、この“Puppy Love”のときにに限らずなんですけど、かえぽ、ぽんちゃだけでなく、ハイヒール履いてるのっち、かしゆか、あ~ちゃんに囲まれるので、必然的にその小さな姿が際立ってもう2次元キャラの風格。
萌え系の可愛さでありました。
ナオちゃんまじナオちゃん。

こんな感じで三人祭は終幕となりました。
Negiccoが初めて武道館に立ったことへの感慨、そしてNegiccoがワンマンで武道館を埋める日への想いっていうのがいろいろと整理つかずに沸いてくるのですが、その辺はあらためて整理しなおして書いてみたいと思います。いま書くと熱くなりすぎてとっ散らかりそうなので。

取り急ぎ、同士への愛情を示してくれたPerfumeへの感謝と、そのパフォーマンスと人柄で多くの観客を魅了したNegiccoへの祝意を込めて、このブログにて盛大な拍手を送らせていただきます。


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